こんにちは、ライターのリュウジです!
当モビリティメディアでもプレスリリースをご紹介させて頂いた『AI革命』という書籍について、出版元の株式会社情報工場様にご訪問させて頂き、お話を伺いました!
(プレスリリースはこちら→https://mblt-media.com/aikakumei/)
左:冨岡 桂子(トミオカ ケイコ)様、右:角田 梨菜(ツノダ リナ)様
『AI革命』出版インタビュー
-『AI革命』を出版しようと思った理由は何でしょうか?
弊社では書籍ダイジェストサービス「SERENDIP」(セレンディップ)というサービスを提供しています。
このサービスは、ビジネスパーソンが、視野を広げ、新しい発想を生むきっかけを作ることをコンセプトに、良書を厳選し、10分程で読めるダイジェストにして配信しています。変化が激しく予想ができない時代、普段自分から手に取らないジャンルのダイジェストも、プッシュ形式で手元に届くことで新しい気づきに出会えるということで、購読者数が増えています。
配信している書籍は日本のものだけではなく、海外で話題なのに日本語未翻訳の海外書籍も日本語ダイジェストで配信します。
その中で、中国を代表するテック企業「百度(バイドゥ)」の創業者らが自動運転とAIの未来について書いた『智能革命』を日本語ダイジェストで紹介しました。
第一線のビジネスパーソンであるSERENDIP読者の皆さんからは大きな反響があったのですが、その後、日本語で出版されなかったのです。
そこで、ニッチであってもビジネスやテクノロジーに関する最先端の知見や新しい視点を提供する『智能革命』、その全貌を読みたいという方々に届けたいと考え、クラウドファンディング形式で出版することになりました。邦題を『AI革命』としています。
-今までに、日本未発売の書籍を御社が出版したことはあるのでしょうか?
今までにはなく、今回が初めての試みになります。
-初めての試みに『AI革命』という題材を選んだ理由は何ですか?
現在自動運転に様々な企業が取り組んでいて、今後、大きな影響を社会にもたらすのではないかという分野ですが、特に中国では国が全面的にバックアップを行っているジャンルです。
中国は2030年までに「AIの理論・技術・ 応用全般で世界トップレベルへ到達する」つまり、世界一のAI大国を目指すと宣言をしています。その中の大きな柱の1つが「AI×自動運転」で、その国策事業を百度が委託されているのです。
また、百度が主導する、世界的自動運転開発プラットフォームである「アポロ計画」には、中国国内にとどまらず、世界の大企業150社以上がどんどん参画しています。
例えば、日本からはトヨタとホンダ、世界的IT企業であるマイクロソフトやインテル、エヌビディア、大手自動車メーカーのフォードやダイムラーといった大企業が参画しています。
そんな百度のCEOが描く自動運転やAIについての考え方、描く未来を見ると、今後世界にも大きな影響を及ぼすであろう中国の自動運転やAIがどうなっていくのかのヒントが得られるのでは、と考えたことが理由の1つです。
また、中国の書籍自体がアメリカやドイツなどの国に比べてあまり日本では出版されていないという背景があります。
ただ、このトピックなら「「SERENDIP」のお客様なら絶対に興味を持たれるだろう」というテーマだったことも、翻訳出版した理由です。
-クラウドファンディングの反響はいかがでしょうか?
Webから購入ができるクラウドファンディングページからだけでなく、企業様からの直接注文も受け付けています。
自動車メーカーや電鉄会社、電機メーカー、商社など様々な産業の企業から注文頂いていますが、中には20冊をまとめて注文いただく場合もあります。全体として良い反響を得ています。