SF大好き、ライターのリュウジです
先日から情報をお届けしている東京モーターショーですが、当モビリティメディアで開催した「NEW GENERATION DRONE AWARD」第1位の企業、株式会社A.L.I. Technologies様も出展しております!
展示されているホバーバイクですが、以前資料で見た際に、まるでSFに出てきそうな見た目に一目惚れをしてしまいました。
そのワクワク感を理由にアワードのノミネートを決定させて頂いたのですが、なんと今回は実物を見ることができました!
そして今回は同社のホバーバイク「XTURISMO」に関して、代表の片野 大輔(カタノ ダイスケ)様にお話を伺いました。
片野代表インタビュー
-展示されているホバーバイクですが、どういった経緯で東京モーターショーへの展示に至ったのでしょうか?
創業以来約3年に渡って開発を進めておりまして、今年3月に原理検証機の公開飛行試験を行いました。
そこから半年間でデザインや小型化の研究開発を行い、今回の展示を実施させて頂くに至りました。
今回展示している物は、我々が「ホバーバイク」と呼んでいるカテゴリーで言うと「XTURISMO」という、どちらかと言うとスポーティーなタイプにあたるものになります。
すぐに公道を走るというよりは、私有地であったり、規制がない場所を中心にエンタメ等の用途で使って頂くためのモデルとして発表しています。
-今後の展開としては、公道を走ることも想定をしているのでしょうか?
将来的にはそのような方向に進めていきたいと考えておりますが、当然そのためには規制の整備等が必要になってきますので、そのあたりは各種官公庁などと議論をしながら進めています。
-実際にこのホバーバイクが公道を走るようになるのは、どれくらいの時期を想定していますか?
2023~2024年、約4年後から5年後をイメージしています。
-今回の展示はエンタメ用のスポーツタイプとのことですが、公道を走るモデルを開発するにあたって、どのような点を変えていく予定ですか?
より小型化に加え、安全性を高めていくことが当然必要になります。
ハード面の安全のみではなく、ソフトウェアの安全性に関しても上げていって、より皆様に乗って頂きやすいものにしていきたいと考えています。
-ホバーバイク本体以外に、ARを用いた専用の仮想標識などの制作も検討していると伺ったのですが、そちらについても教えて頂けますか?
そういった部分に関しても、エアモビリティ社会を実現するにあたっては、当然必要な部分になってくると考えています。
なので、ホバーバイクと併せて現在研究開発を行っているところです。
ホバーバイクの公道走行と同じく、4~5年後にはそのような世界観を作っていく予定です。
-展示会などの機会で、実際に試乗などをすることはできるのでしょうか?
今回の東京モーターショーでは試乗はできませんが、今後は試乗会や、追加の公開試験などの開催は想定しています。
東京モーターショーは11/4まで開催中です。
是非実際に足を運んで、このカッコよさとワクワク感を味わってみてください!